
「手元にあったはずのお金がいつの間にかなくなってる」
「給料日までまだまだ日があるのに財布に千円しかない」
「つかっちゃいけないお金なのにつかっちゃた」
こういった経験は大概の人にあるハズです。ただ、こういった経験がしょっちゅうという人は用心が必要です。
もしかしてあなたには、浪費癖があるのかもしれません!
更に、浪費癖のある方は、キャッシングなどの借金がある方が多いのも特徴です。ちょっとお金が足りない時には、友達にお金を借りるより、何も言わず貸してくれるキャッシュディスペンサーのほうが気楽ですもんね。
私も独身時代は浪費癖があり、キャッシングの借金もありました。ですが、今は浪費癖を改善し、借金は全くありません。
分かっちゃいるけどつかっちゃうのが浪費癖です。そこで、ここでは、浪費癖を治すために私が実践したアノ手、コノ手を紹介しちゃいます!
具体的には、私が実践した
- 面倒くさくない家計簿のつけ方
- ギャンブルをやめる方法
- エンゲル係数を見直す方法
- 友達の協力を得て浪費癖を治す方法
になります。是非参考にしてくださいね
浪費癖を治す方法ー私が実践した4選
浪費癖を治すためにには、いくつかの原則があります。
その中でも一番大切なのは・・・自分が「いつ」「どこで」「何に」「いくら」お金を使ったのかをちゃんと把握しておくことです。
これをしっかりと記録して把握するだけでも、浪費癖の改善にはすごく効果がありますよ!
ものぐさな私でも出来た、簡単な方法です。是非実践してみてください。
面倒くさくない家計簿のつけ方

家計簿と聞くと、「無理!面倒臭い!」というのが真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?
家計簿は、つけたほうが良いというのは、頭では分かっていても、実践するのはなかなか難しいものです。
ご多分にもれず、私もそうでした。ですが、これから紹介しようと思っている手抜き家計簿は、ものぐさな私にも出来た簡単なものです。
しかし浪費癖を直すのに効果は絶大でした。
この手抜き家計簿のコツは、支出のみを記録するというところにあります。家計簿って、支出と残高が合わなくなるとイヤになっちゃいませんか?
だから、最初から収入や残高を一切記述せず、何にいくら使ったか?ということだけを記述していくのです。
どうです?見事な手抜きでしょう?
この方法なら、専用の家計簿なんか用意せずとも、手帳とかスマホアプリなんかで気軽に続けることが可能なんです。
つけ忘れた日があっても気にしない!思い出した時に大体の金額を書き込んでおけばOKっす!
私を含めた、浪費癖のある人の大半は、「そんなに使った記憶なんてないのにいつの間にかお金が無くなってる!」という方がほとんどだと思います。
この家計簿の目的は、金銭を管理するのではなく、実は、自分が何にいくら使っているのかを知るというところに目的があるんです。
普段は全く気にしてなくても、自分が一ヶ月に浪費した額を数字で確認すると、
「自分のばか!」って思わず叫びたくなってしまうことは間違いありません(笑)
これを繰り返していくと支出の際に「あれっ?!今月は先月と比べてもういくらお金を使ってるよ!ちょっとやめとくか」と無意識のうちにガードがかかっていきます。
こうなればしめたもので、浪費癖は少しずつ改善されていきます。
今月は先月に比べいくら支出を抑えたぞ!というのがだんだん快感に変わっていくんですね~
たったこれだけの手間ですが、効果は絶大です。急に効果はでませんが、じわじわと自分の浪費癖が治っていくことを実感できます。
最後にもうひと手間かけても良いという方は、支出のカテゴリ分け(食費とか書籍など)を記入してください。更に効果が出ます。
私の場合、最初は全部どんぶり勘定でやっていましたが、途中からカテゴリ分けをしたところ、無駄な部分の出費を大きく減らすことが出来ました。
ギャンブルをやめる

過去の私は、ギャンブル大好き人間でした。
パチンコ、スロット、競馬にマージャン・・・etcおよそひととおりのギャンブルは体験しています。
でも、今は半年に1回、待ち合わせの暇つぶしか、付き合いでパチンコをする程度で、ほとんどギャンブルはしません。
お金が無いから?やらないの?・・・いやいやそうじゃありません。
これについては、絶対に自信を持ってオススメ出来る、ギャンブルをやめる方法を実践したからです。
難しい方法じゃありません。ギャンブル収支表をつけただけです。本当にたったこれだけです。
ギャンブルをしていると、勝ったり負けたりの繰り返しで、一体収支がいくらかなんて全く分からなくなります。
ただ、勝った時の印象が強すぎて「う~んトントンぐらいかな?」ってレベルで納得していまいます。
そもそも、私がギャンブル収支表をつけたのも、もともとはギャンブルをやめるためではなく、一体いくらぐらい勝っているのかを単純に知りたかっただけです。
収支表を付け始めてびっくり!勝ってる月なんて、ほぼ無い!無い!無い!最終的には1年で100万円程度のマイナスになってました。
さすがにこの数字を見てしまうと、ギャンブルをやる気を失いました。その時の気分は、「夢中でくどいていた女の子が実はニューハーフだった」ぐらいのもんです。
この収支表は今でも私の手許にあって、見るたびにイヤ~な気持ちにさせてくれます。ギャンブルをやろうって気なんて全く起きません!
簡単な方法ですが、効果は保障します。なんたってギャンブル狂の私がやめられたんですから・・・
エンゲル係数を見直す(特に外食!)

生活費の中で一番高いものって知ってますか?家賃などの固定的にかかる費用を除いた場合・・・それは、食費です
浪費っていうと、交遊費や、ギャンブルなどを思い浮かべがちですが、実は「食」の無駄遣いこそが、最大の浪費なのです。
私がこのことに気付いたのは、ある日ふと、自分の一ヶ月の食費を計算した時でした。
そのころ私は3食をコンビニ弁当または外食で済ませていました。大体1回あたりの金額が、飲料も含めて700円から1000円程度です。
ということは、一ヶ月に63,000円~90,000円!!近くを食費に費やしていたのです。
一回一回の金額がそれほど大きくないので、全く気にしてませんでしたが、一ヶ月に換算してみると・・・なるほどこれはいくらお金があっても足りないわ~!!
それから私は、三食のうちに二食を自炊(朝・晩)に、飲料も自分で麦茶を沸かして、持ち歩くようにしてみました。
そんな生活を1ヶ月続けてみると・・・なんと月末に約1万円程度のお金を残すことが出来ました!
こんなことは初めてでした。ちなみにその月の食費を計算してみると・・・・なんと34,600円でした。
食費を約半分からそれ以下にすることに成功したのです!!
さらにこれにはあと二つの追加効果がありました。
- 肥満気味だった体が痩せていったこと。
- 外食しても、今までのように無駄に食べ過ぎることが無くなったこと
です。
自炊したことによって、お金、健康、そして、食に対する健康な金銭感覚まで手に入れることが出来ました。
自炊も最初のうちは面倒くさいですが、慣れてしまうと、習慣になってしまい、全然苦になりませんでした。
しかもそれで自由になるお金が全然違うわけですから、浪費ぐせを直すにはもってこいの方法ですよ!
友達の協力は絶対に必要!

若い時の出費で、もっとも割合が大きく、もっとも節約しやすいのは何だと思います?
それは・・・交遊費です
私、飲みに行くのが大好きで、友達に誘われれば、お金が無くともホイホイ出かけていました。
でも、お金が無いなんていってしまうと、場もシラけてしまうと思い、キャッシングしてでも決してお金が無いとは言いませんでした。
この頃は、毎日のようにお酒を飲みに行ってました。しかも一度飲み始めると徹底して飲まずにはいられない性格なので、終電逃そうがお構いなしで、とことん付き合ってました。
人生の一時期、そうした生活を送った事は、私の人生の糧となっており、後悔していませんが、その時のお金の使い方は大変後悔しています。
そんな無茶苦茶な生活がそう長く続く訳ないですね~体力はまだまだ十分でしたが、財力の方が先に悲鳴をあげてしまいました。
今考えるとバカみたいなことですが、そのころは真剣に悩みました。友人と酒飲んでバカ騒ぎはしたい・・・でもいい加減にしなきゃ本当に借金で首が回らないようになってしまう・・
でも、答えはとても簡単なところにありました。つまらないミエは捨てて友人には、正直に話せば良かったのです。
私は、恥を忍んで友人に、自分の経済状態がこうだから、当分は酒なんて飲んでられないと伝えました。当然、借金のことも洗いざらい全部正直に話しました。
でも、ここが運命の分かれ道でした。
それから生活が変わったか?というと実はそうでもありません。
ただ変わったのは、飲み方です。何もお金を払って、外で飲まなくとも、屋外で缶ビールや家で飲めば、遥かに安い値段で友人と語らいながら、酒は飲めるのです。
はからずしも、そういう配慮をしてくれたのは、友人達でした。
逆に私の方が、「たまにはお店で飲もうよ」というと、「何言ってんだ!お前はそんなことしてる場合じゃねえだろう!」と諌められました。
また、無駄遣いしようとすると、いつも「ヤメとけ」とアドバイスされました。
友人達に洗いざらい正直に話したことにより、以前よりもずっと友情は深まったと思います。
考えてみれば、ちょっと付き合いが悪くなった位で疎遠になる友情って本当の友情では無いでしょう。
無論、出費が大幅に減ったことで、経済状態は大きく好転しました。
無理を重ねて借金し、だんだん友人と疎遠になるよりも、ちょっとしたミエを捨てて、洗いざらい話し、友人も巻き込み生活したほうが、友情も深まりますし、ひとつ成長することが出来ますよ。