セルライトを溶かす技術が発明されたのを知ってますか?
これは、フランスで発明された技術で、メソセラピー(脂肪溶解注射)と呼ばれる施術です。その名の通り、脂肪や脂肪の塊であるセルライトを溶かしてしまいます。
これまで、美容外科の分野でセルライトを除去しようとする場合には、脂肪吸引手術が主流でした。確かにこの方法は直接脂肪を除去できるという点で効果的に思えますが・・・
この方法は体にメスを入れる「手術」となってしまいます。病気でもないのに体を切るのはやっぱりリスクも大きくて、ちょっと勇気がいりますよね。
メソセラピーについてもっと詳しく知りたい!
まず最初にメソセラピーは、医療行為となるので、エステティックサロンなどでは施術を受けることが出来ません。美容外科などのクリニックに行く必要があります。

メセラピーの具体的な施術内容は?
脂肪(セルライト)を溶かす注射を脂肪(セルライト)を溶かしたい場所に直接打ちます。1回の施術は10分程度です。注射針は極細でほとんど痛くありません。
脂肪(セルライト)を溶かす部分に、極細の注射針で脂肪溶解剤(フォスファチジルコリン)の薬剤を直接注入すると、セルライトの中の頑固な脂肪を溶かしてくれます。
溶かされた脂肪分は、血中に入り込み、その後体外に排出されていきます。
いくらぐらいかかるの?
1回あたりの施術料金は大体3万円程度が相場ですが、1回の施術だけでは十分な効果が見込めないため、一般的には何度かに分けて注射を打つのが一般的です。
大体、2~6週間間隔で3~5回の程度行うのが効果的だと言われてます。
セルライトの溶かす薬剤って体には問題ないの?
脂肪(セルライト)を溶かす薬剤は、脂肪溶解剤(フォスファチジルコリン)と呼ばれる大豆由来成分が主です。
基本的には体には無害ですが、大豆などの穀物アレルギーや、生活習慣病、糖尿病の方などは、使用出来ません。
メソセラピーで使う脂肪溶解剤は、もともと脂肪肝や高脂血症の治療などに使われていたものです。
これを聞くと、いかにも脂肪(セルライト)を溶かしそうで、やっぱり効果も期待しちゃいます。(笑)
メソセラピーに後遺症はないの?
注射後、内出血や痛みがある場合があります。ほとんどの場合一週間ほどでよくなりますが、まれに長い間痛みがひかないケースもあるようです。
また、短い間隔で急激なメソセラピー施術をした場合、皮がたるんで施術後が、でこぼこになってしまうケースも報告されています。
いずれの場合も、メソセラピーは「医療行為」であることを十分認識して、値段で選ぶのではなく信頼できるクリニックで十分相談してから施術を受けることで、リスクは大幅に回避できると思います。
メソセラピーは脂肪細胞を破壊する
脂肪細胞の数は変わらないって聞いたことありませんか?
太ったり、痩せたり、セルライトが出来たりするのは、結局この脂肪細胞に脂肪がたまって、脂肪細胞自体が大きくなったり、小さくなったりすることなんですね。
メソセラピーでは、この脂肪細胞そのものが破壊(溶ける?)されます。つまり、脂肪そのもが蓄積される場所自体が減っていくということです。
これは、リバウンドしにくい体を手に入れることを意味します。(もちろん個人差はあるみたいですけど)