女性の抜け毛

若年の女性で抜け毛が多い場合

若年性脱毛症かもしれません

若年の女性で抜け毛が多い場合・・・それは、若年性脱毛症の可能性が考えられます。

 

一般的な老化を伴う、抜け毛・薄毛の場合には、壮年性脱毛症ですが、10代~30代までの女性で抜け毛が多い場合、この若年性脱毛症かもしれません。そして今、若い女性の間で、この若年性脱毛症が急激に増えているのだそうです。

 

若年性脱毛症は、壮年性脱毛症に比べ、進行が早いのが特徴です。早くその症状に気付き、早めの対処を行うことが重要です。

 

若年の女性で抜け毛が多い人は、何らかの原因でヘアサイクルが狂い、髪が正常に育たない状態になっている場合が多く、その状態を正常に戻してやれば、髪が復活していくので、男性に比べ復活率が高いといえます。

 

では、なぜ若年性脱毛症が増えているのかその原因と対策をいくつかに分けて説明していきたいと思います。

 若年女性の抜け毛の原因 その壱 生活習慣によるもの

最近は、女性の喫煙率が上がっています。これは男性にも言えることなのですが、喫煙するとニコチンの作用で、体内の血管が収縮し、血流が悪くなります。当然、毛根に栄養を運ぶ頭皮の血流も悪くなり、結果抜け毛につながっているのです。

 

また、若年の女性は、ダイエットにハマリがちです。これが、栄養のバランスと運動を取り入れた健康的なものならイイのですが、全くご飯を食べないとか、同じものだけを食べ続けるなど、偏ったダイエットを行うと、当然髪の毛も栄養不足となり、結果抜け毛につながります。

 

 若年女性の抜け毛の原因 その弐 洗髪によるもの

 

若年女性が抜け毛を防止するための洗髪には2つのポイントがあります。

その1 シャンプーの方法

爪を立てて頭皮をごしごし洗うような洗髪方法は、頭皮を痛めてしまう可能性があります。指の腹でマッサージするように優しく洗いましょう。

 

その2シャンプーの選び方

これは何も高級なものを選ぶのが良いといってるわけではなく、自分の髪の状態に合ったものを選ぶ必要があるということです。

 

シャンプーには、「弱アルカリ性」「弱酸性」の二種類があります。

「弱酸性」のものは、洗浄力が強く頭皮を清潔に保てますが、髪本体へのダメージは大きいです。「弱アルカリ性」は、その逆の性質を持っていると考えてください。

 

例えば、頭皮が脂性肌で毛根を塞いでいるな~と感じる方は、「弱酸性」のシャンプーを頭皮自体には問題がなさそうだが、髪が傷んでいて髪が痩せている方は、毛髪へのダメージの少ない、「弱アルカリ性」のものを選んで下さい。

これだけでも、抜け毛の改善には効果ありです。

若年女性の抜け毛の原因 その三 ヘアスタイリングによるもの

ヘアースタイルを気にされる若年女性は、パーマをかけたり、髪を染めたり、整髪料を使用したり、髪を結んでみたりとおしゃれに関して色々なことをされていると思いますが、実はそのどれもが、若年女性の抜け毛につながっています。

 

その中でも、パーマと染髪は、毛髪・頭皮の両方に大きなダメージを与え、抜け毛につながります。

出来ればやらないほうがいいのですが、どしてもという場合には、100%天然成分のものを使うようにしてください。

 

整髪料は、パーマ・染髪ほどは害はありませんが、頭皮にとって良いものではありません。これも可能であれば、あまり使わないほうがイイでしょう。

 

最後に髪を結んだり等の髪をひっぱる行為。そこまで気にする必要はありませんが、毎日同じ分け目になるような場合は注意が必要です。

若年女性の抜け毛の原因 その四 疾患によるもの

 

実は、若年女性の抜け毛で一番怖いのがこれかもしれません。・・・というのも、原因がホルモンバランスの乱れにあるからです。このホルモンバランスの乱れの原因が内臓に疾患にある場合も少なくはなく、この場合早めに病院を受診する必要があります。

 

これまで紹介してきた若年女性の抜け毛で考えられることの内容に現在のご自分を照らし合わせ、原因が疾患だと感じたら、早めの通院をオススメします。