プラグイン

ロリポップでWP Super Cacheのエラーや警告が出た場合の対処方法

WP Super Cacheは、表示速度向上の必須プラグイン

WP Super Cacheは、WPの表示速度を向上させるための必須プラグインといっても過言ではないと思いますが、ロリポップのレンタルサーバーを利用している場合、一部設定を変更しないと、下記のようなエラーが発生します。

 

エラーの内容

「Could not update」は、早い話が、とあるファイルをアップデート(書き換え)が出来ませんでしたよ!って意味です。

 

じゃあ・・・どのファイルをアップデートしようとしていたのか?というと・・・エラーメッセージを見ると、「wp-config.php」というファイルを書き換えようととしてエラーがでたようです。

 

WP Super Cacheは、有効化する場合にこのファイルを自動的で書き変えようとするのですが、ロリポップの場合、このファイルに第3者が書き込みを出来ないようあらかじめ制限がかかっています。(パーミッションといいます)

 

ですから、この書き込み制限を一時的に解除した状態で「WP Super Cache」の設定を行えば、エラーメッセージは解除され、無事使用できるようになります。

 

「wp-config.php」には、WordPressを動かす上で色々と重要な内容が記載されていますので、「WP Super Cache」の設定が終わったら、必ず元の状態に戻してあげる必要があります。

 

エラー解除の方法

では、ロリポップサーバー上での「WP Super Cache」設定手順を紹介します。まずは、ロリポップのユーザー専用ページにログインしてください。ログインしたら、下図の通り「WEBツール」―「ロリポップ!FTP」を選択します。

 

「wp-config.php」ファイルのパーミッション変更

自分のサーバスペースの内容が表示されます。この中からWPをインストールしたディレクトリに移動し、下にスクロールしていくと、「wp-config.php」ファイルが見つかります。

 

下の図を見ると分かるようにパーミッションが「400」となっており、これは、自分以外はこのファイル(wp-config.php)に対して何も出来ず、自分はファイルの読み込みと、実行だけが出来るということを意味しています。

 

(パーミションの詳細は、ロリポップのマニュアルを参照ください)

 

ファイルをクリックすると、下の図のような画面が開き、現状のファイルパーミションが(「属性:400」)が書き込み禁止になっているのが分かります。

 

この部分を書き込み可能にするためにこの「400」→「644」に変更します。変更後は、ページの一番したまでスクロールし、保存するをクリックします。

WP Super Cache側での操作

今度は、WordPressの画面に戻り、プラグインページから、「WP Super Cache」の「設定」リンクをクリックします。

 

「WP Super Cache」の設定ページが開きますので、ここで、「キャッシング利用(推奨)」を選択し、「ステータスを更新」を押せば、設定は終了です!

 

最後に、「wp-config.php」のパーミションを「644」から「400」に戻して「保存」しておく事を忘れずに!