「いちじく」って名前は知っているけど、ほとんどの方にとっては、あまり馴染みのない食べ物ですよね。
だけども・・・このいちじく、実は味が美味しいだけではなく、美容やダイエットにも効果がある食べ物なんですヨ。
いちじく(無花果)の旬や値段・種類・食べ方
いちじくは、漢字で「無花果」と書くんです。
漢字から受けるイメージは、「あ~花は咲かないんだね」って思うかも知れませんが、花は実の中にちゃんと咲いています。外側からは見えないので花が咲かないと思われているんですね。
いちじくの旬は大体6月~10月までで、日本では東北から九州まで幅広く栽培されています。
いちじく(無花果)の種類と値段

いちじくには、何種類かの品種があり、日本国内では、「桝井(ますい)ドーフィン」という品種が主に出回っています。また、最近ではより甘くなるよう品種改良した「とよみつひめ」という品種も出回っています。
イチジクって昔からある食べ物(一説ではアダムとイブの食べた禁断の果物という説もあります)の割には、市場にあまり出回ってないと思いませんか?旬の時期の問題もありますが、スーパー等でもあまり見かけません。
そのせいか、スーパー等で買うとパック2~3個入りで500円程度~と少し値段が高いようにも思えます。(高級品になると10,000円近くになるものもあります!)
いちじくってどんな味なの?甘いの?
もちろん品種や産地によって多少の差はありますが、
この甘さは品種によって様々ですごく甘いものもあれば、ほのかに甘いものもあります。
食感は熟れた柿のような感じでなかのプチプチとした歯ごたえはキゥイフルーツに似てます。
また、イチジクは、生食だけでなく、ドライフルーツでもよく食べられます。
ドライフルーツにすると、甘みがぎゅっと濃縮されてより一層美味しくなるだけでなく、いちじくに含まれる美容や健康に効能を発揮される各種栄養素が生よりも大きく増加しますヨ
イチジクの食べ方は?皮はむくの?

いちじくは、皮ごと食べることもできますよ。
ただ・・・皮の厚さも産地などで様々であり、そのまま食べるには厚すぎる場合もあります。ひとことで言うとあまりおいしくない場合もあるってことです(笑)
無難なのは、皮をむいて食べる食べ方ですが、いちじくの皮には、便通をよくする食物繊維とアンチエイジングに効果があるといわれているポリフェノールの一種アントシアニンが豊富に含まれています。
美容や健康に関心が高い人は、もし皮の食感がキライでなければ、皮ごと食べたほうが良いかもしれませんね。
皮を剥く場合のむき方は二通り

いちじくの皮を剥くには、そのまま剥く方法とカットしてからむく方法との2種類があります。
そのまま剥く方法(実が硬い場合にオススメ)
実が硬い、いちじくの場合には、指で比較的簡単に皮を剥くことが出来ます。
具体的には、手でいちじくのへたの部分(出っ張っている部分)をそのまま持って、バナナを剥く要領で簡単に剥けますよ。
ナイフカットしてから剥く方法(実が熟して柔らかい場合のオススメ)

イチジクをへたの方向から、縦に4等分にカットします。
カットしたら、ナイフを皮と実の間に入れて剥いていきます。(手でむける場合もありますヨ)
いちじくの食べ方とレシピ紹介
いちじくは、生やドライフルーツで食べても十分美味しいですが、様々な料理の主役としても活躍しています。代表的な食べ方のレシピを紹介しますね。
いちじくのコンポート
コンポートとは、「フルーツをシロップで煮たもの」の意味です。
材 料(お好み分量人分)
いちじく お好み分量 赤ワイン 適量 砂糖 大さじ3杯~ シナモンパウダー 少々 作り方
- イチジクの頭の部分を切り落とす。
- 頭を上に重ならないように小さめの鍋に並べ、お好みの分量の砂糖・シナモンパウダーをかける。ワインをイチジクの半分くらいまで入れる。
- 焦がさない様、弱火でコトコト30分位煮る。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして頂きます。
保存する場合
煮沸したビンに熱い状態で詰め、30分煮沸・脱気する。個人差もありますが常温で1年保存可。
引用:楽天レシピ